宿便が溜まると、どんな病気につながる?大腸がん?

慢性的な宿便や便秘状態になると、腸内フローラのバランスが乱れやすくなります。

腸内環境が悪化しているサインなのですが、それがどう異常につながるのでしょうか?

近年、増加傾向にある大腸がんは、実は、腸内フローラと関係しています。

ここでは、腸内フローラバランスの乱れによる病気について説明しています。

腸内フローラの乱れが関係している病気とは?

腸内フローラのバランスが乱れると、腸内感染が起こります。
たとえばロタウィルスやノロウィルスのように消化器に感染して、悪玉菌が優勢となると下痢が起こしやすくなります。

このような感染は一気に腸内フローラのバランスを乱すことがあるわけです。

腸内フローラが関係している病気ですが、次のようにいろいろな病気があります。

・大腸がん
・乳がん
・肝臓がん
・心筋梗塞
・脳梗塞
・糖尿病
・アレルギー症状
・肌トラブル
・肥満

善玉菌は人の免疫を高めたり感染を防御したりと人体の健康に必要不可欠な存在ですが、腸内フローラの乱れによって善玉菌が減少すると、さまざまな病気につながることが近年分かってきました。

病気の予防のためにも、腸内フローラのバランスを改善することに心がけることです。

現在、宿便が溜まっている、慢性的便秘で悩んでいるのなら、腸内環境を良くしていくことが先決です。

大腸がんの予防、腸内フローラがカギ?

大腸がんは多くのがんの中でも比較的上位に見られるがんです。

かつて日本では少ないがんとされていましたが、戦後から1990年代に急激に増加してきたがんの一つです。

毎年約10万人が新たに大腸がんを発見しているほど、決して侮ってはいけない病気なのです!

男女とも40歳代からと、発症年齢リスクが高まる年代ですが、最近では、2003年以降、女性のがん死亡原因の第一位が大腸がんなのです!

女性特有のがんではないからと他人事と思っている女性も多いと思いますが、危険性が高いがんだと認識してください。

大腸がんになると腸閉塞になったり、場所によっては手術によって人工肛門を付けたりと、人の尊厳や人生に大きく影響を及ぼすことがありますから。

腸内フローラと大腸がんの関係

この大腸がん、実は、腸内フローラがカギを握っているのです!

特に関係してくるのは、やはり悪玉菌です。

肉類など動物性たんぱくを多く摂取する食事をしていると、胆のうから胆汁が分泌されます。胆汁の量は摂取した動物性たんぱくの量に比例するので、多く肉類を食べると胆汁も多く分泌されます。

食べ物と共に胆汁は小腸の方へ場所を移行していき、この小腸で大部分の胆汁は吸収されますが、いくらかの量が残ります。

この残った胆汁を悪玉菌が分解してできあがるのが、がん細胞なのです!

がんには”発がん物質”と”がん促進物質”とがあり、胆汁によってこの両者が作られます。

腸内フローラのバランスが乱れると、免疫力や感染防御に多大なる仕事をしてくれる善玉菌が減少すると、発がん物質がさらに大腸の中で増えていき、がんへと進行してしまいます。

大腸フローラの乱れが原因で、糖尿病やうつなど精神疾患を引き起こすこともあるのですが、最も恐るべきは、やはり大腸がんではないでしょうか?

腸内フローラの状態を整えるためにも、野菜中心の食生活や運動を心がけて大腸がん発症に備えましょう。

定期的にがん検診を受ければ、早期発見・早期治療によりがん発症リスクを抑えてくれるので、積極的に毎年がん検診を受けてくださいね!