なぜ腸は第二の脳と言われているのか?

最近、腸内フローラという言葉が普及してきましたね。
腸内フローラとは腸内細菌が多い状態のことをいいますが、腸内には100種類以上の細菌があり、その数はなんと100兆個も!

その中でも回腸~大腸にかけては腸内の壁面にびっしり細菌が付着しています。
腸内フローラを活性化されることで宿便対策につながると言われています。

人間の脳は生存していく上で重要な臓器ですが、腸はどうでしょうか?

便を排出するために臓器くらいしか思い浮かばないでしょう。

ところが!
腸は「第二の脳」と呼ばれる重要な臓器だったのです!

ここでは、なぜ第二の脳だと呼ばれるのか?その理由について説明しています。

「腸は第二の脳」と言われる訳

自律神経には神経細胞がいっぱい集結していて、脳によってコントロールされています。

実は、脳に匹敵するほどの神経細胞が腸にも存在しているのです!
これは腸も脳と互いに影響し合いながら、自律神経を調整しているわけです。

このことから、腸は「第二の脳」と呼ばれる所以です。

脳には迷走神経という複雑な神経がありますが、この繊維のうち最大90%が腸から脳へ情報伝達していることが分かってきました。

脳は、腸からの情報を「感情」として受け取っています。

自律神経って何?役目は?

自律神経には次のような働きを持っています。

・代謝
・内分泌
・体温調整
・循環

みなさんが就寝する時でも呼吸ができるのは自律神経のおかげなのです。

つまり、自律神経があるから意識とは無関係に呼吸できるわけですね。

疲れた身体や内臓には休息が必要ですよね?
就寝中でも動いている自律神経によって、休息できるように調整してくれています。

人間が植物状態でも呼吸や代謝しながら生存していられるのは、腸が自律神経をコントロールしてくれているおかげなのです。

自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」という2つの神経があり、両者とも釣り合うようにバランス良くコントロールしています。

しかしホルモンバランスが乱れて自律神経が狂ってしまうと、調整もうまく働かなくなるので、内臓や脳の働きにも影響してきます。

それだけ自律神経は私たちの健康に大きく影響している大事な神経ということです!

セロトニンと腸の関係

うつ病の人に効果的とされるセロトニンという物質があります。

これは身体の調子を整えてくれる幸せホルモンと呼ばれる物質ですが、なんと約95%が腸で作られているのです!

便秘気味で気分が乗らないのは、セロトニンが分泌されていないからでしょうか。

セロトニンと腸との関係にを調べてみると、腸と骨の意外な関係も見えてきます。腸からセロトニン放出を抑制すると粗しょう症の

骨密度低下が抑えられる事が分かっています。

まとめ

自律神経と密接な関係があると言えば「脳」だと思われがちですが、腸も非常に高いウェイトを占めていることが分かってきました。

大切なことは、便秘や宿便を改善するために腸内環境をバランス良く保つこと、それが脳の働きだけでなく副交感神経レベルも高め、健康的な身体につながってくれるのです。